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2006年07月24日

カタリーナ・コリンさんの在宅介護

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7月3日(月曜日)

午前7:00 カタリーナ・コリンさんは今年50歳。彼女は在宅介護の市内チームリーダーです。 今日は彼女の働きぶりを取材します。もう、すでに3回ほど同伴しているので、今日は最終確認の同伴取材です。写真は、 市内チームの訪問介護ステーションは2つに分かれていて、その一つ南東チームの朝7時の風景が上の写真です。 6人が出動の準備打ち合わせをしています。3人がベテランで50代2人と60歳。3人が20代、30代です。 若い方の3人はマンパワーから来ている人で、レギュラーメンバーの夏休みの代行と急の欠勤の一人の埋め合わせで来ています。若いけれど、 マンパワーの人たちはエリート。どこででもすぐに働ける実力の持ち主たちが30人揃っています。どおりで若いけれど、 もの越しが落ち着いていると思った。

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7:30に訪問介護ステーションの事務所を出発。7:40に最初の訪問先に車で到着しました。 前にも伺ったご夫婦の家で、サルロップという13世紀に建った古い教会のある地域で、エスロブ市に最初にできた居住区です。 ともに120キロはありそうな80代の巨漢のご夫婦。2人とも起床の手伝いを待っています。まずはご主人から。 夜間に装着していた尿の管とビニールを外し、オムツを交換。ご主人は天井からぶら下がってハンドルを使い一人で起床。 歩行器を使いトイレに行きます。この後、奥さまの起床介助と足に血流をよくするストッキングを履かせて、着替えは自分でしてもらいます。 2人のベットメイキングも合間に済ませて終わり。寝ている時は重症に見えた両人とも着替えたのを見ると元気です。 食事の支度は奥さまの仕事です。カリンさんの凄いところはご主人とも奥様とも実にテンポよく会話をしている点です。手を動かしながら、 喋れるのが特徴です。家を出たときに時計を見ると、2人で30分の滞在。

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上の写真はトイレまで一人で歩行器を使っていった後の写真。トイレの外の写真です。 4つ目の写真はトイレの外においてあるこの日のゴミ。台所の生ゴミと紙ごみを手分けして、ゴミを捨てるのも大事な生活サポートの一つ。 トイレと着替えを終えたご主人は一人で髯をそります。できるだけ、何でも自分でするように、さりげなく介助しています。

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この朝、カリンサンが訪問したお宅は11時までに9軒を訪問。採血、入浴介助も含めての数です。 安否確認の5分の滞在も、実に存在感があり、落ち着いた手際の良さには改めて感服しました。 50代の働き手がエスロブでは働き盛りという印象を受けました。

投稿者 :rumi  |  2006年07月24日 01:21