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2006年07月24日

高齢者のリハビリテーション

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6月20日(火曜日)

話を少し前に戻します。写真は6月20日の取材に関してです。

写真はエスロブ市のリハビリテーションを総括するスタファン・オルソンさん。 スタファンさんはこれまで何度もインタビューしています(実は7回)。エスロブ市のリハビリは3種類。“短期在宅リハビリ” (脳卒中や骨折の治療が終わり、病院から家に帰った高齢者を理学療法士や作業療法士、アンダーナースとともに自宅で生活できるようにする)、 と長期の在宅リハビリ(在宅介護のチームと共に活動)、施設のショートタイムリハビリ(退院した後に機能回復する)の3種。 スタファンさんは、これ以外にナイトパトロールを含んだ在宅安全アラーム、高齢者の集会場カリダールを統括しています。 高齢者を元気にするのが彼の仕事。スタファンさん自身も理学療法士です。人望が厚く、滞在中にとてもお世話になりました。 写真は統計資料をパソコンで調べてくれているところです。

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スタファンさんはエスロブ自治体(市)のリハビリの統括ですが、 上の写真はエスロブが属するスコーネ県の地域医療センターのリハビリの場です。

ちなみに1992年のエーデル改革でスウェーデンは医療は県が、 ケアは市が受け持つように棲み分けされました。お医者さんは自治体に属していず、県に属しています。専門的な病気は県の病院に行きますが、 風邪などの初期医療は、エスロブに3つある地域医療センターで見てもらいます。しかし、リハビリは県も自治体も両方でやっています。 県のリハビリは、若い人や継続的なリハビリで、高齢者に直結したリハビリは自治体が受け持っています。

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投稿者 :rumi  |  2006年07月24日 01:08