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2006年07月23日

地域ナースのサラさん

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6月28日(水曜日)

今日は地域ナースのサラ・アレッソンさんにインタビューしました。昨日、突然、 サラさんから電話があり、「私が夏の休暇に入る前に、ボスからあなたのインタビューを受けるように言われたとのことでした。

ボスとは、エスロブ市にいる35人の看護師を統括するヤート・モラーさん。 6月8日にインタビューした時に頼んだことが実現できました。地域ナースとは、在宅介護のチームと連携を取りながら、 高齢者のプライマリケア(初期医療)を行う看護師。エスロブ自治体には在宅介護と密着して12名がいます。残りは、介護付き特別住宅(施設) とリハビリセクションに23人がいます。

サラさんは、「ケアの仕事を重ねていると、こんなに魅力的な人が出来上がることがあるのだ」 と冷静なシーマさんも感激したほど、素晴らしい方でした。地域ナースは医師との連携を密にしながら、実際には、かなり、 権限を委譲されて自立した仕事をしている看護師。「私のボスは私」というくらい自分で判断して治療を行っています。イギリスでも地域ナース (CNS/クリニカル・ナーススペシャル)は医師との連携を取るものの、権限を任されて活動しる看護師さんがいます。そして、 CNSは技術だけではなく、人格的にも人生の経験を積んで成長した大人がなる仕事と位置付けていました。 インタビューしたサラさんには温かな懐の深さを感じました。「これから休みに入るけれど、わからないことがあれば、ここに電話をして」 と自宅の電話番号とメールアドレスを教えてくれました。

 

投稿者 :rumi  |  2006年07月23日 21:30