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2006年07月23日
「トーベルンド」という名の
6月25日(日曜日)
これはエスロブ市にある「トーベルンド」という名の地域医療センターの看板。レジオンスコーネ (県)の管轄です。上からフィジカルセラピー、産婦人科、小児科、 看護学校という看板があります。ここは日本ではプライマリケア、つまり初期医療を受け持っているところです。 5月にインタビューした看護師のモナさんがここで医療の受付の仕事をしていました。日本だと町医者に診てもらう感じで、 自治体の人はここに来ます。そして、病院に行き、専門医の診断が必要だと、ここからルンドという急行の隣駅にある大きな病院に紹介されます。 初期医療ということで、ここのお医者さんは眼科や耳鼻科なども広く浅くみてくれます。ただし、お医者さんの数は7人。100% の勤務に換算すると、6,2人です。
通訳のシーマさんがここに電話をかけてくれて、ちょうど、居合わせたレナ・ サンドバーグさんという看護師さんが案内をしてくれることになりました。シーマさんとレナさんに感謝。 彼女は日曜の勤務で帰宅前の1時間をさいて患者のいない病室を丁寧に案内してくれました。簡単な処置室もあり、怪我の手当てもできます。 薬も下の写真のように準備されています。日本に比べ、スウェーデンでは町の中にお医者さんが少ない感じです。医療費を抑えているというのが、 感想です。
下の写真は受付センター。日曜もやっています。こちらでは、病気になったら、まず電話。 看護師のベテランが次に何をしたらいいのか。病院に行くのか、地域医療センターの医師の予約を取るのか、薬屋に行き、 風邪薬を買うのかを症状を聞きながら振り分けます。
投稿者 :tomokiyo | 2006年07月23日 20:51