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2006年06月06日
麻子さんにめぐり合う
5月30日(火曜日)
日本からの研修生の池田めぐみさんとNGOセカンドハンドショップのボランティアを終えたのが、 8時半ごろ。外はまだ明るい時でした。お茶か食事かと思ったのですが、めぐみさんはお腹がいっぱいというし、 ホームステイのお宅まで歩くにはかなりの距離がありそうなので、暗くなる前にと思い、地図を頼りに送っていくことになりました。 初めての道なので、暗い道を一人で帰る不安が胸に湧きました。
ところが、ここからが思わぬ楽しい展開。 めぐみさんのホームステイ先のオッレさんと奥さんのイングリッドさん夫妻の思わぬ温かいおもてなしに会いました。それも、 オケソン家には以前にも2人の日本人がホームステイをしていたのです。その1人が斉藤麻子さん。 斎藤さんとはスウェーデンに来ることが決まってから、六本木のスウェーデン大使館の中にあるSCI(スウェーデンケアインステチュート) でお会いしていました。その後、メールのやり取りをしながら、情報を得た方です。 写真はパソコンで麻子さんの写真を見せてくれるイングリッドさん。
エスロブの人々(スコーネ地方の人々)
はどうしてこんなに生活を手作りするのが上手なのだろうと心から感心しました。オッレさんはペンキの仕事。
イングリッドさんは作業療法士の仕事をしていましたが、今はペンショナー(年金生活者)です。オッレさんの趣味は油絵。
市の博物館でボランティア活動をしています。年金生活者1年生のイングリッドさんは昔から機織の名人でした。
その写真が次の写真。地下には2つの機織があり、小さいほうの右の機織はお母さんが使っていたものだそうです。
トイレにかかっていた麻のタオルもイングリッドさんの手製。手製のジャムを添えたパンケーキとコーヒーをご馳走になり、
12時近くまでお邪魔してしまいました。麻子さんにあえて感激の夜でもありました。
投稿者 :rumi | 2006年06月06日 07:12