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2006年05月30日
歩け歩けのグループ
5月23日(火曜日)
これは毎週火曜日に行われる高齢者の集会場のウォーキングのグループが歩いている風景です。 先頭の赤いジャケットの美人がリスさん。カリダールで働くアンダーナースです。彼女は100%の勤務で「オンタンケン(思いやり)」 という名のカリダールにあるショートステイを上司に提案して作りました。今日のウォーキングは12名の参加。 一番若い方がつい最近退職した62歳の女性。他は70代、80代の人々です。リスさんの隣のリネアさんは89歳。目が不自由ですが、 欠かさず、雪の日も参加します。ウォーキングのスティック(スキーのスティック)も白いのを使っています。 このスティックを使いながら歩くと、肩の筋肉を使えて、とても、調子がいい感じです。おしゃべりをしながら、近所を1時間ぐらい歩きます。
今回は、交通事故に4ヶ月前に会った若い女性も参加しています。 彼女は事故の心理的後遺症から復帰するために最近カリダールでボランティアをはじめました。彼女が一緒に歩いたのは、耳が遠いある高齢者。 耳が遠いので、皆さんの歩きながらのおしゃべりに加わりたくないというニーズがあります。 いつも一緒に歩くのはもう1人のカリダールの職員のアグネッタさんですが、今日はその代わりに、 この若い女性が大きな声でおしゃべりをしながら歩いていました。何気ないようでもいろいろな配慮がされていることを知りました。 最後の仕上げはスティックを使った体操。終わると食堂に集まり、お茶の時間と変わります。とにかく、皆さん、よく喋ります。 まるで井戸端会議。去年の4月にエスロブ市の健康プロジェクトの責任者のクリスティーナ・ ウォーミングさんがこのスティックを使い歩くことを推奨し始めていました。すぐに根付いて活動が始まっています。でも、 男性が加わらないのはなぜでしょう。
投稿者 :rumi | 2006年05月30日 03:32