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2006年05月22日
「人間の化学??」 男の料理教室
5月17日(水曜日)
「“Person Chemistry Atmosphere”よ」とシーマさんが訳してくれました。毎週水曜日、
カリダールという高齢者の集会場で開かれる男の料理教室で美味しい食事をおしゃべりをしながらご馳走になっていた時のことです。
人の交わりが作り出す化学。「女性の身体は楽しい井戸端会議でホルモンを分泌する」
という研究がアメリカのマサチューセッツ工科大学から出されたという記事を英会話の授業で読んだことがあります。そこには、
「このホルモンは女性だけのものだが、男性もリタイアした後に楽しい集まりに参加すると長生きをする」とも書いてありました。
おしゃべりは大切。この日のメニューは「鱈のグラタン」と「フルーツスープのデザート。
スティグさんが白ワインを集会場の隣の家から運んでくれました。
先生のアンブリッドさんが窓の外から三色すみれとラベンダーを摘んできて即席の飾りを巻きつけます。
到着早々に締め切りの原稿を書いて睡眠不足の私の身体もリラックス。つい最近まで、
日本の高齢者介護の現場に働く人々が疲弊している姿をたくさん見つめてきたので、思わず、「どうしたらいいの」
「どこから変えていけばいいの」と心の中で叫びました。
投稿者 :rumi | 2006年05月22日 02:46