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2006年03月13日
ホームケアサウス
3月2日(木曜日)続き
Hemvardとはホームケアのこと。 写真は市内のホームケアの4つのパートを取り仕切るユニットマネジャーのカメラ・プレソンさんです。 カタリーナさんとホームケアのオフィスに一時休憩に帰り、お礼をいいに行こうと部屋に行ったら、この写真。 ドアーの外で出会いました。 私が読売新聞の「天窓」に書いた文章を英訳したものをカタリーナさんが見せておいてくれたので、 「読んだわよ、あなたのこと」 ととても気さくに歓迎をされました。今回は時間がないので、 5月から6月にかけて滞在する次回にインタビューすることになりました。元気な40代の女性。ちなみに、 高齢者ケアの部署の10人のユニット・マネージジャーは、スタファンさんをのぞいて全員女性。女性のパワーを感じます。
休憩が終わると、また、出動です。 カタリーナさんが手にしているのはDOMOSというスーパーの袋。たぶん、去年の秋、
訪問した時にはなかった買い物サービスを始めたようです。お年寄りの家で買い物の注文を聞き、買い物表に書き取ります。
それをインターネットでDOMOSに注文。 事務所に配達されたものを持参します。ニーズの掘り起こしで独自に編み出したサービスでしょう。
簡単に買い物にこれないお年寄りには便利なサービスです。ディナー(一番豪華な食事)
である昼食は一週間分の調理された冷凍パックがランドスコーネという町から届きます。
食事のデリバリーサービスがいまいち把握できませんので、これも次回の宿題。下の写真の左手が調理食をとろけるパックですが、
たぶんに臨機応変な対応をしているので、全体がつかめません。
朝、一番で訪問したカリンさんの家に再度訪問しました。カリンさんはとっくに着替えをすませ、もちろん、 部屋は綺麗に片付いて食事も済ませています。最初は重症に見えたけれど、料理も作るし、パンも自分で焼くのよ、 とカタリーナさんが教えてくれました。トイレの介助の訪問なので、同性ということで、「どうぞ」と言われ、 立ち上がる場面だけ見せていただけました。不自由ながら、自分で尿とりパットも当てています。車椅子にも自分で乗れます。
古いエスロブの風景画がかかっていました。「カタリーナさんが質問してあげて」というので、 柄のことを聞くと、「エスロブには古い風車があったのよ」と昔のことを話してくれました。カタリーナさんが「これを見て」 とお孫さんから送られてきた写真を見せてくれました。それは、この家によく訪ねてくるお孫さんが初めて出産した時の写真。 そこにはこんな言葉がありました。
すべてをポジティブに生きるのはアート
投稿者 :rumi | 2006年03月13日 03:59