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2006年03月01日
毎週火曜日、「カリダール」での年金者組合の音楽の集い
2月22日(火曜日)
ラルス・アンダーソンさんへの職業安定所の取材が終わり、その足で通訳のシーマさんとカリダールという高齢者の集会場に足を向けました。
先週、「男の料理教室」の皆さんが作った鹿肉のシチューをご馳走してもらうことになっているからです。美味しいシチューを楽しい会話でご馳走になった後は、
2時から大きな部屋で音楽の集まりがあります。
毎回、違う人がリードしているこの会は年金者組合の集まりです。 今日の演奏担当はアコーディオンの2人の男性です。ざっと数えて、約50人が集まっていました。 このカリダールは昔に比べて人が自然に集まるようになったという話。気をつけているのは、一切、強要をしないこと。 楽しくていい雰囲気ならひとは自然に集まるからというのが担当のアグネッタさんと、ユニット・マネジャーのスタファンさんのモットーです。
一番右にいる電動車椅子の方はテナー。うまくマイクを支えて、 先週の火曜日はいいのどを聞かせてくださいました。下の黒い服を着ている女性は年金者組合の方です。何度かお会いしていますが、 お名前を聞き忘れてしまいました。今回は年金者組合のインタビューができないかもしれません。 彼女がコーヒーを入れている女性は80代ですが、最近結婚したばかり、写真に写っていませんが、隣に熱々の90代の彼が座っています。 3月に入ってからインタビューを申し込みました。
下の写真の男性は私が写真を撮っていたら、「僕、あなたのことを取材しているの」 と茶目っ気たっぷりに私の写真を撮ったので、お返しに私も彼の写真を写しました。
前回の滞在で気がつかなかったことで、今回、気がついたことがあります。スコーネの人々の顔が、
同じ北方ゲルマンのスウェーデン人の顔でも、ある種のスコンスカ(スコーネ人)の顔があるということです。東京の私から見ると、
藤山寛美の顔は典型的な大阪人の顔だと思いますが、そんな感じです。
スコーネの方言はストックホルムの人が理解できない独特の訛りがあるそうです。スコンスカと自らを呼んで、王国の旗もあり、
一つの独立国のように思っている節があります。カリダールの集会場に来たり、町を歩いていると、いかにも、という方にたくさん会います。
投稿者 :rumi | 2006年03月01日 05:35