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2006年02月08日
シシリア・リンド市長にインタビュー
2月7日(火曜日)
昨日の月曜日から仕事が始まっています。昨日はアンダーナースという医学の勉強をした介護者の専門高校の先生に会い、情報を集めました。
今日は市長のシシリア・リンドさんのインタビュー。私の受け入れ先であるクリスティナ・
ウォーミングさんがスウェーデン語を英語訳する通訳をかねて立ち会ってくださいました。リンド市長は英語がもちろん上手ですが、
クリスティナさんのおかげで、とてもスムーズなインタビューとなりました。
私が立てたスケジュールで、クリスティナさんがアポイントを入れてくださり、現地でのスケジュールが決まるのですが、
最初から市長インタビューが入り緊張しました。土、日は、インタビューシートの準備に明け暮れました。
事前に市長に目を通していただくという手順を踏みました。
昨年の10月末に帰国、3ヶ月間、スウェーデン語の資料を、スウェーデン福祉研究所のヨアキム・カウトさんの手を借りて訳しました。
この作業を通じて、書きたいテーマが絞られたのですが、今日のインタビューで、テーマの方向性が違っていないという意を強くしました。
少女時代からリーダーシップを発揮していたというリンド市長のスタートは看護師です。
1989年からエスロブの高齢者ケアの責任者となります。同時にその仕事を続けながら、1991年から政治の活動を始めました。
5年前に前市長のリタイアに伴い、社民党(ソーシャルデモクラティック)
のパーティの選挙で市長になりました。彼女のライフワークはソーシャルワーク。一緒に働きながら、社会を改善していくことです。
本物の大人に成長するとは彼女のことを表していると言っても過言ではありません。温かく、
心が座っているという表現がふさわしい魅力を存分に感じました。今年9月、スウェーデンは4年に1度の総選挙があります。もちろん市長改選もあります。
エスロブは地理学的にもEU諸国に近く、今、経済的にもよいバランスが取れています。いい企業も集まり、美しい自然も残っています。
そんなエスロブを一言でいうと、コンプレックスシティだそうです。それは64の言葉が話されている多国籍な町という意味です。
投稿者 :rumi | 2006年02月08日 08:21