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2005年09月09日
元気な高齢者たちの巻
9月8日(木曜日) アクティビティの家 今日からブログは突然9月に飛びます。
一ヶ月が過ぎた昨日やっと皆さんにメールでブログのことをお知らせすることできました。
今日からはその日その日のことを書くことにします。これまで一巡した施設の情報は、この後、繰り返して訪問するので、
その時に報告します。
先週は朝、5時に起きて、
30分ほど離れたビリンゲという村や、市内で暮らす一人暮らしのケアが必要なお年寄りを30人ぐらい訪問しました。
スウェーデンの高齢者の子供との同居率は3%ぐらいと聞いています。老いて障害を持っても住み慣れた家に自由に暮せる幸せ・・
という言葉はあっても実際にお会いしたお年寄りは、特に農村サイドの方はどこか、孤独感を感じずにはいられませんでした。
老いるのはやはり大変、と胸に迫るものがありました。
ところが、今週は月曜日から「KARIDAL:カリダール」という、
日本で言えば老人クラブを訪問して、
すっかり、私自身も幸せな気持ちになりました。今日は半プロの年金生活者が結成したバンドを楽しむ日です。アコーデオンが2人、
ギターが1人、ボーカルが3人。みんな70代から80代の男性で、ここに紅一点の女性が司会者件時々ボーカルとして加わります。
彼女の年は推定70代後半から80代。7人でバンドを組んで、近隣の町を興行して廻るそうです。少ないけれど、もちろん、
ギャラを稼いでいます。参加者は丸テーブルの数を数えると60人ぐらいでしょうか。男性は20%ぐらい。
私が面白いと感じたのはグループメンバーのエンタテイメント性です。 音楽が始まると会場の人々が惹きつけられて、表情が生き生きとなっていくのがわかります。 紅一点の女性と男性たちの掛け合いトークは言葉がわからない私にも楽しさが伝わりました。 曲はリリーマレンなど私も知っている懐かしい曲が大半。20分ぐらいのコーヒーブレイクがついて1時間半ぐらいの演奏時間でした。 最後にはピンクのバラを一りんずつ主催者から手渡されて、バンドのメンバーも参加者もすっかり幸せな表情になって散会です。 音楽と人の交わり。私も幸せな気持ちになりました。
一昨日の月曜日に、 ここでさまざまなアクティビティを主催している年金者組合の方々のミーティングに私も参加しました。このカリダールと、 シャラオカという日本で言うと老人保健施設(つまり病院から家に戻るまでのリハビリ施設)の両方のマネジメントをするのが、 前述した理学療法士のスタファンさんです。スタファンさんやチームリーダーのアグネッタ・ ノーランドさんも加わっての盛んなミーティングでした。
投稿者 :rumi | 2005年09月09日 03:51
コメント
瑠美さんへ
精力的に活動なさってますね!
プログもいい感じです。友清王子はさすがの仕事ですね。
イレギュラーなトラブルが多々あったようですが、持ち前の前向きなエネルギーで頑張ってください!^^
黒田均
投稿者 :くろきん | 2005年09月14日