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2005年09月18日
トルホゴーデンのグループホームのザリガニパーティ
9月13日(火)
8月の終わりごろから9月にかけてスウェーデンの各地でザリガニパーティが
催されます。
普通はシナップスという強いお酒とザリガニをディルという香草で
ゆでたものが出されます。手で直接ザリガニの足を折り、
肉を取り出し、この時
ばかりはチューチューと音を立てて食べても行儀悪いとは言われないそうです。
この日、
トルホゴーデンのグループホームでもザリガニパーティが開かれました。
参加者は16名のお年寄りと職員の方たち。小さな少年も一人加わりました。
私も招待されたので、テーブルに座りました。料理は、ザリガニの大盛り、ゆで
た小エビや卵にポテトサラダという組み合わせです。お年寄りの皆さんはおめか
しをして、うきうきした感じが伝わってきます。
バンドが雇われいて、なつかしのメロディーの演奏が始まると場が盛り上がり
ます。場所は一階の多目的スペースにも使われる食堂です。音楽に誘われて
1階のサービスハウスに住むお年寄りも2、3人が見物に来ました。
トルホゴーデン全体ではサービスハウスのアパートが55室、グループホーム
のアパートが16室あり、グループホームが2階、3階にある建物の1階がサー
ビスハウスになっているのです。
日本人も生活に四季の彩りを取り入れ、生活に豊かさを出すのが上手ですが、
スウェーデンの人々も厳しい冬に負けないように、春の到来や夏至、夏の終わ
り、冬至やクリスマスなど、キリスト教の伝道が始まる前からの歳時を楽しみま
す。歳時は生活に変化をつけるための昔の人たちの知恵なのでしょう。
投稿者 :rumi | 2005年09月18日 06:10
コメント
昨年間まで毎晩夏スウェーデンを訪ねていましたが一番の楽しみはザリガニパーティーでした。昔の友人にお呼ばれすることもあり、またそうでないときはスーパーで購入したザリガニを公園に持ち込んで家族でつついていました。ディルと塩だけの味付けが「いかにも」という雰囲気でした。今年はオーストラリアでよく似たザリガニのお料理をいただきましたが、スウェーデンのものとはやはり違いました。もうそちらでは「半袖にちょっと厚めのコートで出かける」季節かと思います。空気の乾燥度が日本と異なるため、どうかお体に気をつけ、カゼなどお召しにならぬようお祈りいたします。
投稿者 :Dr.メメザワ | 2005年09月23日
お元気ですか?楽しいパーティーの音楽が聞こえてきそうですね。
こちらは、ようやく朝夕は秋の風が吹き始めましたが、まだまだ半袖の日々です。
お体に気をつけてお過ごしください。
投稿者 :春田 真美 | 2005年09月26日